条件付けされた役割
2 世話役
幸せな結婚をして子供が生まれてからb子さんは、夫を拒絶しました。
自分でもなぜセックスレスになったのか全然わかりませんでした。
子育ては夢中になり子供中心の生活をしますが子供が3歳になったとき離婚に至るのです。
あんなに仲の良かった夫をなぜ拒絶するのか、どうしてもわからなくなり、うつ病になったのです。
家族が多い中の長男や長女がこうなってしまうようです
b子さんは工場を営む父親と母親、父方の祖母、弟、妹の六人家族です。
父は毎日深酒をのむひとでした。
そのせいで家庭はギクシャクしていました。
b子さんが家族の中で担った役割は酔っ払った父の話し相手になること、弟妹の面倒を見ることでした。
自分も親に甘えたかったのですが、あなたはお姉さんでしょ、と親の期待に応えるよう強いられます。
このような人は一生懸命仕事をこなしたりますが、ある日力尽きて倒れます。
b子さんも自分が甘えられなかったので、頼れそうなひとにすぐとびつきました。
17歳年上の離婚歴ある先輩と早々と性的な関係をもちます。
このひとなら年上だし自分を依存させてくれるに違いない。
弟や妹ばかりかわいがり自分を認めてくれない父の代わりに今からやり直すわ。
あなたは私を必要としなかったけれども私もあなたを必要としないわ。という気持ちです。
妊娠、結婚、出産、育児で疲れで、甘えが過剰になりました。
甘え慣れていないので甘え方が苦手でついわがままになり、絶対服従をせまるのです。
しかし甘えた経験のない人は受け入れてくれない人を憎むのです。
面と向かっていうのではなく憎むのです。
子供が生まれて一年経っても何故か体が拒否しセックスレスになったのです。そして離婚されました。
その後どんな人と付き合ってもうまくいかないのですが、
ブループリントのセッションですべてが変わったのです。