私は、条件けからの脱脚が大切ですと常常いっっています・
以前にはトラウマからの解放といっていましたが、誰も自分にトラウマがあると認めないのです。
いろいろ呼び名が変わっても同じ事をいっています。
アルコール依存症に関係する家庭の子をアダルトチルドレンといいますが、アルコールに関係なくても、
親の学歴偏重、家庭内の差別、嫁姑の確執、父の仕事偏重、褒められて育った、など
幼児期の家庭内条件付けが一生を決定していたのです。
ブループリントのカルテからいくつかの例を公表していきましょう。
条件付けされた役割
1 ヒーロー
鬱病で摂食障害に苦しみ私のもとを訪ねてきたa子さん。
結婚後に拒食症、過食症を繰り返し精神的な限界にきていました。
彼女は子供のころから好成績で親からみとめられています。会社員の父親、パートタイム勤務の母親、
二歳下の妹の四人家族で特段裕福な家ではなかったのですが、教育には力を入れました。
母は勉強が出来たにもかかわらず経済的理由から定時制に通ったことから。自分の夢を娘に託しました。
父親は仕事一筋で教育は母親に任せっきりでした。
母親は娘のことで気にしたのは唯一成績だけでした。
友人もボーイフレンドもどのぐらい勉強ができる人か、ということだけ。
妹はなかなか成績が上がらず早々と家を出ました。
a子さんは就職して27歳で母親の勧めたブランド校出の男性と結婚しましたが、
その結婚は幸せなものではなかったのです。
少しも愛情が感じられず、かといっ別れる勇気もありません。
親の期待どうり生きるのも限界があります。自分の夢を棚上げし、
母親の夢を自分の夢のように生きていると
自分の感情を感じることができないのです。
a子さんの夫も全く同じ条件を持っていました。夫婦の間に何の営みもありません。
非常に苦しくなりアトランティスをたずねてきました。
自分のコピーのようなものは作りたくないという気持ちから、女の子は絶対生みたくないといいました。
でも女の子だからつらいのではなく、母親の期待に応えて自分の夢を生きなかつたのが原因だったと、
ブループリントのセッションの後に気が付きました。
過去の条件付けが解除されたのです。
ご主人もブループリントを受け、やっと女の子がうまれました、
これからは家族揃って幸せにいきていくでしょう。
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