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2019.09.17

プリネータルを終えて

私が初めてアトランティスを訪れた時、私の娘は3歳でした。

親に愛されなかった人は自分の子どもの愛し方がわからないとよく言われますが、私は出産して喜びのあまり何日も眠れないほどでその後も子育てには自信を持って、実家の手を借りずともやってきていました。
ところが、抱っこが中心の頃を過ぎて自分で歩き出し少しずrつ社会を広げていく年齢になると急に不安に襲われるようになりました。

24時間、自分が見守ってあげられなくなると私の知らないところで、誰かに傷つけられるかもしれない、誘惑されるかも、事故に遭うかもしれない、息子を失ったらどうしよう、と疑いと恐怖の想像をする毎日でした。
ひどくなるにつれて、子供を連れての外出は不必要に緊張し、家にいてもインターホンの音にドキドキし、宅配便を受け取るのにドアを開けるのが出来ない日もあるほどでした。

なぜだろうと考えた時、私自身が幼少の頃、いつもビクビク怯えて大人が怖かった体験を思い出しました。
それから育っていく過程で、幾つかの恵まれた出会いで学校生活では委員長や生徒会を務めるような積極的な部分もあったのですが、やはり自分が親になり子どもが育ってくると子供の頃の自分の性格、記憶が蘇ってくるのでしょうか、潜在的な自分が表出してきたという感じでした。

しかし、子供を家に閉じ込めるようにして危険を回避しても子供にとっては牢屋と同じです。問題は私の潜在意識にあると考えました。

答えは探せないことはわかっていました。アトランティスの存在を知った時、探していたところだと思いました。胎内期の記憶が関係していることは、すぐ納得できました。
初めて訪れた時は、ディンパルさんとお話ししたり、セッションをしていただくにもひどい緊張状態でしたが一回ずつ終えるごとに視界が明るく広がっていくような感じがしました。

長いこと外出していなかったのでアトランティスに通うだけが唯一の外出先だったのにプリネータルを半分終える頃には映画館、図書館、植物園など子供を連れて外出できるようになり、最終近くなると海外旅行まで連れて行けました。

実は3年間、家庭で英語を教えていたので、英語で会話できる子供に育てていたのに活かせる場所に行けず困っていました。
私が変わったことで、子供も人前で堂々としていて、一千人収容の大ホールでスポットライトを浴び、ショーのオープニングで英語でスピーチできました。(子供もプリネータルを受けていました)

私が一年前のあのままだったら、子供も自分を囲む社会は暗くて危険なことばかりと思っていたことでしょう

プリネータルだけでここまで変容できるとは思ってなかったのです。